今は、キュウリでもトマトでも一年中お店に並んでいます。しかし本来、野菜は実る季節があり、それを“旬”といいます。旬のものは、最も適した自然のエネルギーを受けて育ち、栄養価も高く美味しいです。
 
 
 
 宮崎県は、豊かな農水産物に恵まれています。県内産と遠くから運ばれてくるものは、かかっているエネルギーが大きく違います。また輸入農産物の多くは、船倉の貯蔵のため農薬(ポストハーベスト)が使われます。エコと安心のため県内の産物の購入に心がけたいものです。
 
 
 

 ある時、秋の終わりにきゅうりとお別れしたら、翌年きゅうりが実るまで絶対に食べない、と決めてみました。そしたら、さよならって言う時のなんともいえない寂しさ…。季節の最初に出るきゅうりは、蔓で上って実るものばかり。それがいつのまにかみんな、地面を這うように実るきゅうりだけになり、10月くらいまで獲れます。そしていよいよ季節の終わりには、曲がった形のきゅうりになっていくのです。それを見て「ああ今年のきゅうりはもう終わりだなあ」なんて言います。でも季節もちょうど寒くなって、私の体もあまりきゅうりを必要としなくなっています。
  それからぐるーっと季節が回って初夏にきゅうりが出てきます。それを初もぎしてがぶっと食べた時の、感動的な、細胞に染み渡るおいしさは最高。「わー、お帰り!」みたいな、食べないでいる自由、旬のモノ以外食べないでいる自由っていうものを、すごく感じたんです。
いるふぁ 「つぶつぶ」創刊号 抜粋

 
大谷ゆみこさんは、健康と持続性を考えた ライフスタイルを雑穀食を中心にして 普及されているエコロジストです。

 
 

 

※輸送エネルギーは輸送目的地を東京都とした場合で計算
 県内産は、輸送目的地を宮崎市とした場合で計算
※kJ=エネルギー量
 
 
 
宮崎県の農水産業については
   

資料:「環境をよくする25のヒント やってみようエコチェック」高月 紘/堀 孝弘 共著 講談社より、「上手にいただきます 食の省エネBOOK」(財)省エネルギーセンターより、「特用林産物の現状と統計 平成13年次」宮崎県林務部山村対策室、「宮崎県水産統計 平成15年産」「園芸、工芸農作物、養蚕及び花き市町村別 統計 平成15年産」、「普通作物市町村別統計 平成15年産」 九州農政局宮崎統計・情報センターより、「楽しい食事が元気をつくる!妖精たちと学ぶ食育読本」 (財)食生活情報サービスセンター 農林水産省より

 
 
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